「私は怪電波に殺される」(週刊漫画」 昭和36年)
この所、お化けから些か離れた記事を紹介して参りました。これも、家蔵切抜との兼合から。御承知の様に、昭和49年から始まる「オカルト」流行期は、匙(スプーン)曲げに代表される凡庸な記事が金太郎飴さながらに簇出。更に、映画「日本沈没」や「ノストラダムスの大予言」で頂に達したと思しい終末論を背景とする、暗黒の八卦見が加はり、紙綴(ファイル)を繰ってもこの時期、意外と退屈なのです。昭和50年を過ぎると、未確認飛行物体や超古代史が増え、肝腎の主題が益々隅に追い遣られる傾きも加はるので、これ以前の記事は興趣の多寡に拘らず、なるべく俎上に上せようかと。 ……
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「古草紙昭和百怪」カテゴリの記事
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